管理人の前田はるかです。
今回は、お金になる木と言う抽選案件について調査を行いました。
最初に本結論を申しますと、お金になる木では稼ぐ事はできませんし、逆に金銭トラブルに巻き込まれる可能性があります!
今回その理由について概要、詳細、まとめと3つの重点にまとめましたのでご覧ください
お金になる木 概要
この案件は以下のような特徴を掲げています
- お金になる木は参加者が増えるほど木が大きくなる抽選案件
- 総額2億円分の現金、賞品が当たる
- 最高当選金額1億円、その他景品等
- 電話番号登録をする事で抽選に参加できる
一見すると、大きな当選金や豪華景品が手に入る夢のような内容に見えますが、調査の結果、これらの主張には多くの矛盾点とリスクがあることが判明しました。
お金になる木 詳細
詳細では、お金になる木で稼げない具体的な理由について説明して参ります。
では、ご覧ください。
1.特殊詐欺の手口「プリペイドカード詐欺」の可能性
調査の結果、「お金になる木」はお金配りを装った特殊詐欺案件である可能性が非常に高いことが分かりました。こうした案件の多くは、以下の手口で利用者を騙します:
- 「当選した」と通知し、受け取るための手数料を要求
具体的には、Appleギフトカードや電子マネーを購入させ、そのコードを運営者に送らせる手口がよく使われます。 - 手数料を支払わせた後、連絡が取れなくなる
実際には当選金や賞品が送られてくることはなく、支払った手数料は詐欺業者に奪われて終わります。
2.電話番号登録のリスク
この案件では「電話番号の登録」を求められますが、電話番号の入力は非常に危険です。電話番号は個人情報の一部であり、以下のように悪用される可能性があります:
- 架空請求や迷惑電話が増える
- 他の詐欺案件への勧誘が行われる
- 金融犯罪(不正利用や詐欺)に悪用される
基本的に、電話番号などの個人情報は信頼できない相手には絶対に提供しないようにしましょう。
3.特商法表記が一切ない
読者様は特商法と言う法律はご存知でしょうか?
特商法(特定商取引法)とは?
特定商取引法は、違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守るための法律です。
訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールや、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。
つまり、金銭トラブルや契約で犯罪や詐欺に巻き込まれないためにも、私たち消費者は必ず特商法の表記を確認する必要があります。
またこの特商法の法律を無視して必要記載事項を記載しない業者、又は事実と異なる事を特商法に表記した業者は、処分の対象になるのです。
では、お金になる木の特商法がどうなっているのか?
見ていきますね。
特商法(特定商取引法)は、事業者が提供する商品の販売やサービスの提供に際して、会社名や所在地、連絡先を明示することを義務付けています。
しかし、「お金になる木」には特商法表記が確認できず、運営者の実態が不明です。
運営者が明確でない案件に関わることは、トラブル発生時に対応ができず、非常にリスクが高いです。
4.評判の良い口コミが確認できない
調査を行ったところ、「お金になる木」に関する肯定的な口コミや成功体験談は確認できませんでした。
一方で、「怪しい」「詐欺だった」「稼げない」といった否定的な評判が多数寄せられています。
お金になる木 まとめ
調査の結果、「お金になる木」には以下の問題点があることが分かりました:
- 特殊詐欺(プリペイドカード詐欺)の典型的な手口を利用している
- 電話番号の登録を求め、個人情報を悪用する可能性が高い
- 特商法表記がなく、運営者の実態が不明
- 成功事例や肯定的な口コミが一切確認できない
これらを総合すると、「お金になる木」は信頼できない詐欺的案件であり、利用や登録は絶対に避けるべきです。
「簡単に現金が当たる」「誰でも参加可能」といった甘い言葉に惑わされず、冷静に情報を精査し、自分の個人情報や資産を守る行動を心がけましょう。